パキラの投資方針
どうも!インカム大好き投資家パキラです。
今回は、
私の投資方針についてお話しさせて頂きます。
私の自己紹介については下記の記事でお話ししております。
簡単に自己紹介すると、年収500万円の首都圏サラリーマンでFIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指している20代半ばの個人投資家です。
途中、説明を短くするために詳細説明を省いております。別記事に内容をまとめる事が多くなってしまいますが、ご了承下さい。
それではよろしくお願いします!
達成目標
FIREを目指して
私はFIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指しております。
FIREとは、生活費の全てまたは一部を労働収入ではなく資産収入で賄ってしまうという状態を指します。
要は会社員を辞めても生活に困らないだけのお金が働かずに入ってくる状態です。まさに経済的に自立していると言えますね!
FIREの詳細については別記事で詳しくお話しします。
私はまだ20代半ばのため、定年を迎える前までに早期リタイアすることはできると思っています。時間を味方につける事で複利の力を最大限利用できるからです!
自由な生活への憧れが相当強いので、30代でのFIREを目標に日々行動しております。
年収500万円で30代にリタイアするためには給与以外の収入が不可欠になってきますので、副業にも力を入れております。
目標の資産総額
FIREするために必要な資産総額は、年間の生活費がいくらなのかによって変わっていきます。
私は30代以降の生活費が18万円/月になる見立てを持っているので 、年間生活費は216万円です。
FIREに必要な資金額は年間生活費の25倍が目安なので、5400万円となります。
5400万円というのは、毎月15万円を30年間貯金して貯まる金額なので相当な規模感ですね。
投資方針
何に投資するか。株?債券?不動産?
結論を申し上げますと、全てに投資しています。
メインは圧倒的に株式ですが、REIT(不動産)や国債・社債にも投資しています。
一口に株式投資と言っても様々な投資方法がありますが、 「インカムゲイン大好き」の名の通りに利回りと安定性を重視した高配当株投資と、S&P500(アメリカの株価指数)の成長性に賭けたインデックス投資をしております。
個別株への集中投資をやっていない訳ではないのですが、集中投資はキャピタルゲイン狙いなので最終的には現金という資産以外を生み出せないのと再現性が低いとの考えから、”投資”のポートフォリオには入れていません。
アセットアロケーションとポートフォリオ
日本語訳で資産配分を意味するアセットアロケーションと、具体的な投資商品の比率を意味するポートフォリオについてお話しいたします。
✳︎これらは現在の保有比率ではなく目標比率です。また、%表記は1の桁で四捨五入しています。
まずはアセットアロケーションです。
FIREを意識して、株式と債券の割合が7:3になるよう調整しています。
上の円グラフで、REIT・金(GOLD)・現金を除くと株式:債券=3.3:6.7になりますのでちょうど良い比率だと思っております。
金(GOLD)とREITをサテライト的に保有する予定で、現金は年間生活費216万円を5年間賄うことができる金額を目標にしています。
次にポートフォリオです。投資対象と具体的な投資銘柄を分けて記載します。
株式投資の50%以上が米国株式、米国株式の内60%以上が米国インデックスへの投資です。
残りの40%強が米国の連続増配・高配当株式です。
インカムゲインを生み出す連続増配・高配当株式の方が好きなのですが、S&P500の成長性は無視できないため、S&P500の比率を重くしています。
世界分散も意識して先進国株と新興国株にもサテライト投資してますが、今後の政界情勢を見ながら5%ほどまで比率を上げていくかも知れません。
地域別に見ると、米国(株式・債券・REIT)が80%近くを占めており、20%弱が日本、残りを先進国と新興国で分散しています。
米国インデックスは投資信託で運用しています。詳しくは別記事にする予定ですが、税金の繰延と配当金再投資効果の最大化を優先してETFではなく投資信託を選択しました。
ETFよりも投資信託での運用の方がトータルリターンが高いという計算結果に基づいています。
✳︎ETF:上場投資信託(証券取引所で自由に売買できる投資信託)
米国連続増配・高配当株は主にETFで運用しています。優秀なETF(VIG,HDV,SPYD,VYM)をそれぞれ保有しています。
配当利回りを上げるために、個別株にも投資しています。
連続増配・高配当株は永久保有するつもりなので売却予定はありません。
日本株は高配当株への投資がメインで、優秀なETFがないことから複数の個別株を自分で買い付けて運用しています。
ですが、今後の信託報酬引き下げを期待して「1478:iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF」にもサテライト的に投資してはいます。
日本株にもHDVやVYMのような優秀なETFができれば良いのですが。。。
債券は米国債券のみで、AGG(米国総合債券)をコアにTLT(米国長期国債)とLQD(米国社債)とHYG(米国ジャンク債)を保有予定です。
投資方法
S&P500インデックスは王道である定期積立で投資しています。
高配当株への投資は、企業の財務と配当の安定性をしっかり確認した上で割安なタイミングで購入するといった銘柄分析や相場分析の技術が求められますが、配当金再投資の効果をフル活用すべきという考えから、ある一定の株価や利回りを満たせば定期的に購入するという手法を取っています。
この一定株価や利回りを満たせば積立購入するという方法については、別記事で詳しくお話しいたします。
S&P500と高配当株へは積立で投資していることを申し上げましたが、全力で積み立てているわけではありません。
積立金額分の現金ポジションを別で確保するようにしています。毎月の積立額が8万円なら毎月8万円の余力を残しておくという事です。
この余力分は、S&P500や高配当株が一時的に下落したタイミングで追加購入するために使用します。
全力で積立るよりも、下落時の割安なタイミングで追加購入する手法を織り交ぜた方がトータルリターンが高いからです。
この現金ポジションですが、銀行口座や証券口座にただ眠らせておくのではなく有効的に運用する方法がありますので、別記事にて現金ポジションのおすすめの運用方法について解説いたします。
副業としてのトレード
ここまでは、FIREするための堅実な投資方針をお話しさせて頂きました。
途中申し上げたように、個別株への集中投資をしていない訳ではありません。キャピタルゲイン目的での個別株への集中投資は非常にリスクが高いと考えておりますので、あえて”副業としてのトレード”と割り切ることによって投資方針の主軸がブレないようにしております。
出口戦略
現代ポートフォリオ理論、4%ルール
私の出口戦略(FIRE後の資産運用方法)ですが、キーワードは現代ポートフォリオ理論と4%ルールです。
上記の運用方法をマスターすれば、FIRE後に資産の増加が期待できます!
現代ポートフォリオ理論とは、ざっくり「株と債券の比率を最適化する」ということです。
株式と債券は、好景気と不景気でおよそ逆相関の値動きをします。好景気では株価が上昇し、不景気では債券価格が上昇する傾向にあるということです。
先に定めた、株式:債券=7:3の割合を維持するようにポートフォリオを調整します。
FIRE後に好景気が訪れた場合は、保有している株の割合が株価上昇に連れて増加します。ここで増加した分の株を売却することで利益を確保して、その利益分で価格が下がっている債券を購入します。
そうすることで株の利益分だけ資産が増加し、価格が下がっている債券を購入することで債券の取得価格を下げることができます。
不景気の時はこの逆を行います。
不景気時に値上がりして利益が出ている債券の利益分を売却して、その利益分を価格が下がっている株式の購入に充てることで取得価格を下げます。
これの繰り返しです。
この方法でポートフォリオの調整をする事で、FIRE後も資産を減らさずにむしろ増加させる事ができます!
また、4%ルールもFIREにおいて非常に大切な概念です。
4%ルールとは、米国株式(S&P500)と米国債券を5:5の割合で保有してその資産総額の4%を毎年取り崩したとしても、30年後に資産がゼロになる確率は5%程度に留まるという理論です!
私はこの比率を調整して株式:債券=7:3の割合まで株の比率を上げていますが、より安全を見るなら債券の割合を上げることになります。
現代ポートフォリオ理論と4%ルールの詳細説明は、別記事にまとめます!
副業や個人事業を継続
FIREすることによってサラリーマンを辞めて仕事をする必要がなくなる訳ですが、私は副業を継続して個人事業にもチャレンジしようと思っています。
「FIREした=生活費にはもう困らない」訳なので、心身的に余裕を持って個人事業や企業にチャレンジできるようになる!と考えています。
まとめ
以上、私の投資方針についてお話しさせて頂きました。
この投資方針の目標に対して現状はどうなっているのか、その状況を四半期毎を目標に配信させて頂く予定です。
皆様の投資の参考になれば嬉しく思います!
✳︎投資は自己責任でお願いします。