インカム大好き投資家パキラ

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キャッシュポジションの有効活用

どうも!インカム大好き投資家パキラです。

 

今回は、

私が実践しているキャッシュポジションの有効活用方法についてお話しさせて頂きます。

皆様にとって有益な情報であったら嬉しく思います!

 

 

キャッシュポジションを持つ理由

キャッシュポジションとは

キャッシュポジションは一般に「現金預金」または「貯金」を意味します。

一概に貯金と言っても、そのお金は将来何に使う予定なのか、その目的によってキャッシュポジションという言葉は様々な意味を持つと思います。

本記事では、将来的に資産を買うつもりで用意するキャッシュポジションについてお話しさせて頂きます。

 

利用目的

株や不動産といった資産の価格は上下するものです。右肩上がりの価格上昇をしているようなものでも、長い期間で見ると途中で幾度の暴落を経験します。

下落時にそれらの資産を購入する事ができれば、いずれ価格が上昇した時に大きな利益を得ることができます。何を購入するかによりますが、長期投資を前提としていれば高い確率で価格上昇の恩恵を受けることができると言えます。

 

私は長期投資目的で株式の積立投資をしていますが、積立投資においても暴落時に株式を買い増すのはとても有効な投資方法だと思っています。

私は毎月積み立てできる金額の全額で積立投資を行わずに、あえて余裕分を残してキャッシュポジションに回しています。

 

そして、相場の暴落が訪れた時にそのキャッシュを使って買い増しを行います

 

目安金額

積立投資の暴落時買い増し用として保有するキャッシュポジションの目安金額ですが、毎月の積立金額と同額を毎月キャッシュポジションとして貯めております。

つまり、毎月5万円を積み立てていれば毎月5万円をキャッシュポジションとして貯めておくわけです。

月10万円分を結果的に投資に回していることになります。

 

キャッシュポジションの有効利用方法

守るべきこと

キャッシュポジションを保有する際に大切な、守るべきことについてお話しします。

下記に羅列します。

 

・消費や浪費に使用しない

・なるべく早く引き出せるようにしておく(〜1、2週間)

・そもそも貯めやすくしておく

・リスクの高い資産や金融商品の購入に充てない

 

消費や浪費として使用しないようにするのは当たり前と言えますね。貯金と混同してしまわないようにしっかり資産管理をしたいところです。

さらに、暴落が起きた時になるべく早く投資に回せるようにしておく必要があります。

〜1、2週間のうちに証券口座に移動させられる流動性が重要です。

また、毎月の積立投資と並行でキャッシュポジションを貯める訳ですから、収入からの資金移動を自動化させておく事が長く続けるための秘訣になります。

 

おすすめの方法!

お待たせいたしました!

暴落時買い増し用のキャッシュポジションの有効活用方法について、私が実践している方法をご紹介させて頂きます。

 

ずばり、SBI証券でのIPOポイント獲得用資金にキャッシュポジションを使用する】です。 

 

IPO(initial public offering)とは、東京証券取引所などに上場していい未上場の企業がその株式を新規に市場へ上場させることを言います。IPOすることでその企業の株式を私のような個人投資家が証券会社を通じて売買できるようになります。

有名どころでは、2018年6月にメルカリが上場しました。それまで個人投資家はメルカリの株を買うことはできなかったのですが、上場以降は証券会社を通じてその他の株と同様に売買できるようになりました。

 

IPOする時、企業は上場する前に公募価格と呼ばれる価格で希望者に株式を販売します。

今まで買いたくても買えなかった非上場の企業が上場する際、その初値(上場した時の最初の値段)は跳ね上がる傾向にあり、上場前の公募価格よりも高い初値がつく事が多いです。

上場前の公募価格で株式を購入する事ができれば、非常に高い確率で利益を得ることができます。

ただ、IPOされる株式の数は決まっているため公募価格にて購入したい希望者が殺到すると、抽選が行われます。

勝率が非常に高いIPOですが、この抽選倍率が非常に高いのでまず当たりません。。。

 

抽選方法は各証券会社で異なっており、証券マンに対面営業されるような富豪を優先的に当選させたり、より多くの資金を預けているほど当選確率が上がったり、抽選参加者全員を平等の確率で抽選したり、その方法は様々です。

 

また、抽選に参加するためには公募価格分のキャッシュをあらかじめ準備しておく必要があります。

つまり、用意したキャッシュポジションをIPO申し込みの資金源にします

 

そしてIPOの抽選申し込みを、SBI証券で行うことが今回ご紹介するキャッシュポジション有効活用方法の肝になります。

なぜなら、SBI証券IPOを申し込むとIPOの当選確率を上げてくれるIPOポイントを獲得できるからです。

 

IPOポイント(SBI証券

2020年9月現在、SBI証券ではIPOに申し込んでその抽選に落ちた人にIPOポイントを与える制度があります。

そしてSBI証券IPO抽選方法には、このIPOポイントを多く使用した人から順番に当選させると言う抽選方法があります!

つまり、IPOに落選してもこのIPOポイントを200pt・300ptと貯め続けることで、いずれほぼ確実に当選する事ができるのです!

 

公募価格で買えれば数倍になる!といったIPO銘柄もIPOポイントを使用すればほぼ確実に当選することができるので、一度に大きな利益を得ることができるのです。

 

一つ注意点があり、このIPOポイントを使用した抽選に参加している人で、自分よりも多いポイントを使用している人があまりに多いと自分は落選してしまいます。

ただ、IPOポイントを使用して落選しても使用したIPOポイントは戻ってきますので安心して下さい(2020年9月現在)。

当たればラッキーなIPOに申し込んで当選したら大きな利益、落選してもいずれ当選を確約してくれるIPOポイントがもらえるので、デメリットが0です。

 

このIPOポイント獲得に全振りしてS&P500などのインデックス投資(積立投資)を行わないというのはおすすめできませんが、投資のための余裕資金(キャッシュポジション)でIPOポイントを獲得するのは資産形成において非常に効率が良いと思っています!

 

SBI証券でのIPO抽選は、申し込み締め切りから2日程度で抽選結果が出ますし、当選したとしても公募価格分の資金が2週間程度拘束されるだけなので流動性は十分高いと思います。

 

その他の方法(定期預金など)

前述した【SBI証券でのIPOポイント獲得用資金にキャッシュポジションを使用する】 方法以外では、下記の方法が挙げられます。

 

・銀行の普通預金

・銀行の定期預金(1〜2週間、3ヶ月、半年、1年もの)

・会社の財形貯蓄

・その他金融商品(貯蓄型保険、外貨建て定期預金など)

 

銀行の普通預金の利率は、メガバンクで0.001〜0.002%、ネット銀行で0.01〜0.2%です。(2020年9月現在)

ネット銀行の最も良い利率0.2%で考えても、100万円を1年預けて2000円(税引き後で1600円程)の利息です。株式投資をしている方からするとだいぶ物足りない数字ですね。

ただ、元本がほぼ確実に保証されていることと引き出したい時にすぐに引き出せるというメリットがあります。

 

銀行の定期預金の利率は、0.15%〜0.35%です。(2020年9月現在)

こちらも利率がそこまで高くありません。

普通預金と同様に元本保証があるのと、普通預金ほどではありませんが引き出そうと思えばいつでも引き出せます。私が使用していた銀行では、満期以前の解約でも途中までの利息がもらえました。

解約がスムーズにできるのならば、普通預金よりかは定期預金の方が良いと思います。

 

勤めている会社によりますが、給与からの自動天引きで会社が貯金を代替わりしてくれる財形貯蓄制度があります。

内容は企業により様々でしょうから、キャッシュポジション保有の際に守るべきことと照らし合わせながら財形貯蓄制度を利用するか判断しましょう。

 

普通預金・定期預金・財形貯蓄以外の金融商品、例えば外貨建ての定期預金や貯蓄型保険は全くおすすめしません

まず、外貨建て定期預金はリスクが高すぎるのに加えて割高な手数料が取られてしまいます。貯蓄型保険も割高な手数料が取られるのと、引き出したい時にすぐに引き出せず、さらには満期前に引き出そうとすると違約金という形でさらに手数料が取られてしまいます。

 

 

まとめ

今回のようなコロナショックでの暴落時に、割安になった株式などを買い増すのは非常に重要な投資戦略です。

ただ、買い増し用のキャッシュポジションをそのまま証券会社の口座に置いておくのはちょっともったいない気がします。

今回はそんなキャッシュポジションを、SBI証券でのIPOポイント獲得のための資金として低リスクで活用する方法をご紹介させていただいました。

皆様にとってお役に立てる情報でしたら幸いです!